
巡る椎葉は、7月10日(金)に、宮崎県椎葉村上椎葉地区にレストラン「のさり」を開業する。
「のさり」は、ジビエを中心に椎葉村の里山の恵みを火で仕上げるレストラン。夜になるとスナック「Nava(ナバ)」としても営業していく。食事だけでなく、人と人が出会い語らい地域とのつながりが生まれる場を目指すという。
椎葉村の観光振興計画を具現化する取り組みとして誕生

レストラン「のさり」の外観
レストラン「のさり」、スナック「Nava」の開業は、椎葉村が策定した観光振興計画を具現化する取り組みの一つとして誕生した。
椎葉村観光振興計画では「椎葉村らしい食を提供できる環境づくり」を重要な施策の一つに掲げている。豊かな自然の中で育まれた食材や、焼畑農業をはじめとする伝統的な営み・地域に受け継がれてきた食文化は、椎葉村ならではの大きな魅力だ。
一方で、それらを来訪者が一つの体験として味わい、地域の価値を深く知ることができる場が少ない課題もあったそう。

椎葉の清流で育つエノハ
このような背景をふまえ、巡る椎葉は、椎葉の風土や文化・生産者の営みを料理を通じて伝えるレストランとスナックの開業に至った。
食を入り口に椎葉村の魅力を体感し、地域との新たなつながりが生まれる拠点となることを目指している。
レストラン「のさり」について

「のさり」のエントランスサイン
「のさり」とは、椎葉に古くから伝わる言葉。人ができる限りのことを尽くし、ときには困難や犠牲を乗り越えた先で、山の神や自然から授かる恵みを意味している。
ただ幸運を待つのではなく、自らの務めを果たした先にある恵みへの感謝。その自然との向き合い方が、この言葉に込められている。

料理には、椎葉の山々が育んだ旬の食材や、生産者が自然と向き合いながら育ててきた恵みを取り入れていく。
「のさり」は、一皿一皿を通して食材そのもののおいしさだけでなく、その背景にある風土や文化・人々の営みに触れてもらうことを目指している。

メニューは、椎葉村の豊かな自然が育んだ鹿肉を使用した「椎葉の恵みジビエバーガー」1,950円(税込)、

椎葉村の清流で育ったエノハをじっくりとコンフィに仕上げた「椎葉清流エノハコンフィ」1,200円(税込)、

出荷規格に合わず行き場を失いがちな、高冷地ほうれん草を活用した「標高900m 高冷地ほうれん草カレー」1,200円(税込)、

甘酢の香りとタルタルの贅沢なコクを感じられる「自家製 チキン南蛮定食」1,300円(税込)などを提供する。
なお、メニューの監修は全て鈴木啓泰シェフが行う。
スナック「Nava」について

レストラン「のさり」は、夜になるとスナック「Nava」として営業していく。
夜は地域の人々や観光客が気軽に集い、語らい、交流を深める場として楽しめる。

店内では、地域の素材や季節を取り入れたカクテルやドリンクを提供し、おつまみを楽しみながら椎葉の人や文化に触れられる時間を演出する。
料金は2時間飲み放題+乾きもの付きで男性4,400円、女性3,300円。生ビール・焼酎・ハイボールなどを楽しめる。なお、パーティーメニュー3,000円〜や飲み放題付きメニュー4,500円〜の相談も可能だ。
オープニングセレモニーを開催

お披露目された「のさり」の料理
7月2日(木)には、開業に先立ちオープニングセレモニーを開催。
地域住民や報道関係者をはじめ多くの来賓が出席し、新たな交流拠点の誕生を祝った。

トークセッションの様子
セレモニーでは、施設のお披露目や料理の紹介・試食を通じて椎葉の食文化や地域の魅力を紹介。
メニューを監修した鈴木啓泰シェフと、猟師・椎葉村観光協会会長の尾前一日出氏によるトークセッションも行われ、「のさり」という言葉の考え方や椎葉村の食の魅力について語られた。
巡る椎葉について
巡る椎葉は「里山の暮らしを未来へつなぐ」ために、飲食事業や特産品開発を通じて、椎葉村の自然・文化・食の魅力を未来へ継承する地域づくりに取り組んでいる。
全国各地で地域活性化の伴走支援を行う「さとゆめ」と、椎葉村観光協会の共同出資で設立した会社だ。
椎葉村の里山の恵みと食文化を味わえる「のさり」や「Nava」に足を運んでみては。
■レストラン「のさり」
住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1771-9
営業時間:ランチ 11:00~14:00、ディナー 18:00~21:00
営業日:水曜日、木曜日、年末年始
「のさり」公式サイト:https://nosari.jp
「のさり」公式Instagram:https://www.instagram.com/nosari_shiiba
■スナック「Nava」
営業時間:21:00~23:00
営業日:毎週金曜日 ※年末年始を除く
「Nava」公式Instagram:https://www.instagram.com/nava_shiiba
(丸本チャ子)